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一杓
ふりがな文庫
“一杓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっしゃく
75.0%
ひとしゃく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっしゃく
(逆引き)
名利
(
みょうり
)
を思うて煩悶絶間なき心の上に、
一杓
(
いっしゃく
)
の冷水を浴びせかけられたような心持がして、一種の涼味を感ずると共に、心の奥より秋の日のような清く温き光が照して
我が子の死
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
その方角の変った晴がましさは、末造の熱した頭に
一杓
(
いっしゃく
)
の冷水を浴せたのである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一杓(いっしゃく)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひとしゃく
(逆引き)
せっかく丹精して塗り立てた彼女の手も、この神聖な
一杓
(
ひとしゃく
)
の水で、
無残
(
むざん
)
に元のごとく赤黒くされてしまったのである。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一杓(ひとしゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
杓
漢検準1級
部首:⽊
7画
“一杓”で始まる語句
一杓子
検索の候補
一杓子
一柄杓
“一杓”のふりがなが多い著者
西田幾多郎
夏目漱石
吉川英治
森鴎外