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一族
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いちまき
ふりがな文庫
“
一族
(
いちまき
)” の例文
大勝の
御店
(
おたな
)
により、
石町
(
こくちょう
)
の御隠居の
本店
(
ほんだな
)
により、その他大勝
一族
(
いちまき
)
の軒を並べた店々により、あの辺の町の空気は捨吉に親しいものであった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そも/\は小諸の
向町
(
むかひまち
)
(穢多町)の生れ。北佐久の高原に散布する新平民の種族の中でも、殊に四十戸ばかりの
一族
(
いちまき
)
の『お
頭
(
かしら
)
』と言はれる家柄であつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
小父さんが交際する大勝
一族
(
いちまき
)
の
御店
(
おたな
)
の旦那衆をはじめ、芝居の替り日ごとに新番附を配りに来る茶屋の若い者のようなそういう人達までさかんに出入する門の戸を開けると、一方は玄関先の
格子戸
(
こうしど
)
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“一族”の意味
《名詞》
一 族(いちぞく)
同じ血筋に属する集団。または構成する人。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
族
常用漢字
小3
部首:⽅
11画
“一族”で始まる語句
一族郎党