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ルツクサツク
ふりがな文庫
“ルツクサツク”の漢字の書き方と例文
語句
割合
背嚢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背嚢
(逆引き)
ある時には、途中で
行過
(
ゆきす
)
がつた
背嚢
(
ルツクサツク
)
を負うた一人の老翁がまた戻つて来て、私を呼止めて見舞の言葉を云つて呉れたりした。
日本大地震
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
その時、僕は何だか
蔑
(
さげす
)
むやうな気持で二人を見つめてやつた。男は痩せて鋭い顔をしてゐる。山のぼりの仕度をして、
背嚢
(
ルツクサツク
)
を負つてゐる。女は稍
太
(
ふと
)
り
肉
(
じし
)
で、醜い顔をしてゐる。
接吻
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
白いジヤケツを著て、おなじやうに
背嚢
(
ルツクサツク
)
を負つてゐる。この男と女は、これから山越をして、この維也納森林帯の何処かに宿るつもりらしい。ふたりはいつしか谿の向うに見えなくなつた。
接吻
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ルツクサツク(背嚢)の例文をもっと
(2作品)
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