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ラワ
ふりがな文庫
“ラワ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
熔巖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熔巖
(逆引き)
人叫び、人笑ひ、人歌ひ、
徒
(
かち
)
にて走るものあり、大小くさ/″\の車を驅るものあり。その騷しさ言はん方なし。
熔巖
(
ラワ
)
の流は今しも山麓なる二三の村落を襲へるなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
君は此水をすらおそろしと見給へども、ナポリの
市
(
まち
)
の地下のさまはいかなるべきか。此は水なり、彼は火なり。かしこの民は、沸き返る
熔巖
(
ラワ
)
の釜の上に生涯を送れるなりと答へぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ヱズヰオの山の姿は
譬
(
たとへ
)
ば焔もて畫きたる松柏の大木の如し。直立せる火柱はその幹、火光を反射せる
殷紅
(
あんこう
)
なる雲の
一群
(
ひとむら
)
はその木の
巓
(
いたゞき
)
、谷々を流れ下る
熔巖
(
ラワ
)
はその
闊
(
ひろ
)
く張りたる根とやいふべき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
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