“ユツツマグシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ゆつつまぐし
語句割合
湯津津間櫛50.0%
湯津爪櫛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カレ左の御美豆良ミミヅラに刺させる、湯津津間櫛ユツツマグシ男柱オハシラ一つ取り闕ぎて、一つ火トモして、入り見ます時に、ウジたかれとろろぎて、八雷神成り居りき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
是をヒロむ間に、逃出でますを、猶追いしかば、亦た其右のみみづらに刺させる湯津津間櫛ユツツマグシを引き闕ぎて、投げ棄て給えば、乃ちタカムナなりき。是を抜き食む間に、逃げいでましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
伊弉諾神、逝去せしその妻神を見んとて、黄泉国に行きし時、暗かりしかば、其湯津爪櫛ユツツマグシの雄柱一箇をかぎて、一箇火ヒトツビを挙げて殿内を見る。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)