“ヤシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:やし
語句割合
椰子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その、もう一つ外側に椰子ヤシ林が続き、さてそれからは、白い砂浜——海——珊瑚礁さんごしょうといった順序になる。美しいけれども、寂しい島だ。
到る所に椰子ヤシの実が落ち、或るものは腐り、或るものは三尺も芽を出している。道傍みちばたの水溜にはえびの泳いでいるのが見える。
学校から給与されるのか、感心に鞄だけは掛けているようだ。てんでに、椰子ヤシの外皮をいたものを腰にさげているのは、飲料なのである。