“モスコー”の漢字の書き方と例文
語句割合
莫斯科100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつだつたか、莫斯科モスコーの芸術座の近くでゴリキイが料理屋に入つてゐると、崇拝者の多くがその姿を見つけてぞろ/\店先にたかつて来た。それを見たゴリキイは例の放浪性を発揮して
莫斯科モスコーの十字路で硝子ガラス箱入の屍蝋しろうと化している筈の親友であった。
書けない探偵小説 (新字新仮名) / 夢野久作(著)