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ムロホギ
ふりがな文庫
“ムロホギ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
むろほぎ
語句
割合
室寿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室寿
(逆引き)
殿祭
(
トノホカヒ
)
・
室寿
(
ムロホギ
)
のうたは、家讃め・人讃め・覉旅・宴遊のうたを分化し、鎮魂の側からは、国讃め、妻
覓
(
マ
)
ぎ・
嬬
(
つま
)
偲び・賀寿・挽歌・祈願・起請などに展開した。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さうした異神群行し来つて、鎮祭を司る遺風を伝へたものは、大殿祭や
室寿
(
ムロホギ
)
ばかりではなかつた。宮廷の大祓へに伴ふ主上の
御贖
(
オンアガナ
)
ひの
節折
(
ヨヲ
)
りの式にも、此があつた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
幸若太夫が「日本記」と称する神代語りを主とするのは、
反閇
(
ヘンバイ
)
の謂はれを説くためである。田楽法師の「
中門口
(
チユウモングチ
)
」を大事とするのは、神来臨して
室寿
(
ムロホギ
)
をする形式である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
万葉集の文学的態度は、宴遊歌及び其拡張なる
室寿
(
ムロホギ
)
・覊旅の歌にはじまると言うてよい。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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