“マリポサ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「テット・スキッパの『マリポサ』だ。あのころパリにいた連中は、忘れられぬ思い出をもっているはずだ」
蝶の絵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「いまのハバネラで思いだしたが、バタヴィアの戦犯裁判にかけられたなかに、比島の若い娘たちにたいへんな人気があって、『マリポサ』という愛称で呼ばれていた日本人がいた」
蝶の絵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「リーナ君、君が告発したのは津村だったんだね、『マリポサ』といわれていたやつ……」
蝶の絵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)