“ホイッスル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出港笛50.0%
号笛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲板上の笑声は折柄青空をいて鳴った出港笛ホイッスルのために掻き消された。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
太平丸は号笛ホイッスルを鳴らしながら、相手の方へ近寄って行った。そして両方の舷がほとんど触合ふれあうほど接近した時、相手の船上に風雨灯の光が見え、四五人の船員が舷門の方へ走って来た。
流血船西へ行く (新字新仮名) / 山本周五郎(著)