“フランスしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
仏蘭西式100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏蘭西式フランスしきの窓はゆかを去る事五寸にして、すぐ硝子ガラスとなる。け放てば日が這入はいる。あたたかい風が這入る。日は椅子いすの足で留まる。風は留まる事を知らぬ故、容赦なく天井てんじょうまで吹く。窓掛の裏まで渡る。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)