“ヒマツリベ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ひまつりべ
語句割合
日奉部60.0%
日祀部40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此が、日奉部ヒマツリベ(又、日祀部)なる聖職の團體で、その舍人出身なるが故に、詳しくは日奉大舍人部とも言うた樣である。此部曲の事については、既に前年、柳田先生が注意してゐられる。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
天子の奉為オンタメの神人団としては、其テウ々に親※申した舎人トネリたちの大舎人部オホトネリベ——詳しく言へば、日置ヒオキノ大舎人部、又短く換へて言ふと、日置部日祀部ヒマツリベなど——の宣教する範囲
さうして、大舎人部なる部曲を各地に残した。概して云へば、大舎人部は日祀部ヒマツリベ或は日置部と相関聯して居り、暦日・天候・祈年の事を司ると共に、其に絡んだ呪詞を宣布した迹が見える。