“ドオジエ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大統領100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我は心裡しんりにヱネチアの歴史を繰り返して、そのいにしへの富、古の繁華、古の獨立、古の權勢乃至ないし大海にめあはすといふ古の大統領ドオジエの事を思ひぬ。
(ダンドロはヱネチアの大統領ドオジエなりき。千二百三年コンスタンチノポリスを征服す。即ち所謂第四次十字軍なり。)
其歌は古の恢復せられたるエルザレム(ジエルザレムメ、リベラアタ)の調にあらず、大統領ドオジエうから絶えて、獅子の翼の外人よそびとに縛せられてより、ヱネチアの民はその歌謠の上の國粹をさへ失ひつるなり。