“ディレッタント”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
好事家50.0%
好楽家25.0%
学徒的25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの方は、ある意味で、学問についても人生についても好事家ディレッタントなんじゃないのかしら」
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
最初は知る人もなき異邦人であり、パリの音楽家も、好楽家ディレッタントも、一般聴衆も、もとよりショパンの音楽を理解するはずはなかった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
静かな、学徒的ディレッタントな余生の魅力が、教授を引きつけて止まない。それが彼に、多分のはにかみを押し切らして、第何十何人目かのインデアナへの「応募」の手紙に、震えるペンを執らしている。
斧を持った夫人の像 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)