“サンゲ”の漢字の書き方と例文
ひらがな：さんげ
語句割合
懺悔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懺悔（サンゲ）物語とも言はれてゐる。此話は、三人法師の話を模倣したのだと称せられてゐるけれども、真偽のほどは訣らない。
お伽草子の一考察 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
山伏祭文の如きは、卜部系統の物であつて、陰陽師として、祓の代りに、山の神霊に向つて胸中極秘の事を言出（コチヅ）る。日本古代の峠の神に対した方式を、懺悔（サンゲ）と言ふ形に理会して、表白した。
雪の島：熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)