“サブシモ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不怜毛20.0%
佐府下20.0%
不楽毛20.0%
佐夫之毛20.0%
左夫思母20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(前略)ほととぎす弥頻いやしき喧きぬ独のみ聞けば不怜毛サブシモ(下略) (巻十九。四一七七)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
吾のみし聞けば不怜毛サブシモほととぎす丹生にふの山辺にい行き鳴かなも (巻十九。四一七八)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
(一七九八)には、『いにしへに妹と吾が見しぬばたまの黒牛潟を見れば佐府下サブシモ
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
古に妹と吾が見しぬばたまの黒牛潟を見れば佐府下サブシモ (巻九。一七九八)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
(前略)大宮人の退まかり出て遊ぶ船には楫棹かぢさをも無くて不楽毛サブシモ漕ぐ人なしに (巻三。二五七)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
桜花今ぞ盛と人はいへど我は佐夫之毛サブシモ君とし在らねば (巻十八。四〇七四)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
例へば、巻一(二九)の人麿作長歌の終の句は、『百磯城ももしきの大宮処見者ミレバ悲毛カナシモ』であるが、『或云、見者ミレバ左夫思母サブシモ
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)