不怜毛サブシモ)” の例文
(前略)ほととぎす弥頻いやしき喧きぬ独のみ聞けば不怜毛サブシモ(下略) (巻十九。四一七七)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
吾のみし聞けば不怜毛サブシモほととぎす丹生にふの山辺にい行き鳴かなも (巻十九。四一七八)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
楽浪ささなみ志我津しがつの子らが罷道まかりぢの川瀬の道を見れば不怜毛サブシモ (巻二。二一八)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)