“ゴムぐつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
護謨靴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今度は妙子がエメラルド色のオイルシルクの雨外套あまがいとうを着、護謨靴ゴムぐつ穿いて出かけようとした際にも、こいさん、まあえらい時に出かけるねんなあと、幸子が云ったことは云ったけれども
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
あの先生には泥だらけな護謨靴ゴムぐつでも何でもはいて、魚河岸をけ廻って来るような野蛮なところがあります。お母さんの前ですが、私にはそういうものが欠けています
食堂 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)