“コダ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:こだ
語句割合
木垂50.0%
結曲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松の木の靡きすばかり、老い盛え木垂コダるを見るに、松の木の枝の靡き伏す斎戸イハヒトに——斎殿か、家人イヘビト又は斎人イハヒビトか——旅の我を後見ミオクる——家に残つた人の遠方から守らうとして
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ただひとりこの間にあって、昔から一貫した生命を有するのは、三十一音字の短歌である。この短詩の形式は、五七律を二度繰返して、最後に七音の結曲コダで終る。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)