“ガジュマル”の漢字の書き方と例文
語句割合
榕樹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本あぜ道は榕樹ガジュマルの林へ向っていた。そこまではまだ二三町あった。さいわい黍畑は続いて居た。はるかに瑠璃るり色の空を刻み取って雪山の雪が王城の二つやぐらを門歯にして夕栄えにきらめいて居た。
百喩経 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)