“カミンチユ”の漢字の書き方と例文
語句割合
神人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其中のあすびたもとと言ふ神人（カミンチユ）が、のろ等の謳ふ神歌（オモロ）（おもろ双紙の内にあるものでなく、其地方々々の神人の間に伝承してゐるもの）
琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
広い意味では、のろ・根神までも込めて神人（カミンチユ）といふが、普通は、村の女の中、択ばれてのろの下で、神事に与る者を言ふ様である。
琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
根所々々にも、のろの為には、一つの御拝所（ヲガン）であり、根神も、一方に村の神人（カミンチユ）である点から、根所以外の祭事にも与つて、のろの次席に坐る。
琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)