“カアブ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かあぶ
語句割合
曲点50.0%
曲角50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思へばあれは、長い距離みちのりの丁度中頃に当る辺りであつたに違ひない、何か目印でもあるのであらう、龍然は突然谷川の曲点カアブを指し示してあそこで休もうではないかと言ひ出した。
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
そして曲角カアブにかゝると無益やくざな人形を振り落さうとでもするらしく、そのたんびにお客は横へけし飛びさうになつたが、唯一人大久保氏のみは、へんもない顔で衝立つてゐる。