“オリーブいろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
橄欖色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うん。』と言ひ乍ら、手を延ばして、静子の机の上から名に高き女詩人の「舞姫」を取る、本の小口からは、橄欖色オリーブいろしをりの房が垂れた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
内には溝状に橄欖色オリーブいろ天鵞絨ビロードの貼つてある、葉卷形のサツクの中の檢温器! 37 といふ字だけを赤く、三十五度から四十二度までの度をこまかに刻んだ、白々と光る薄い錫の板と
病室より (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)