“アンダーライン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傍線25.0%
下線25.0%
側線25.0%
注意線25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつかはわかることだろうが、この数章の中に、二個所だけ、紫鉛筆で傍線アンダーラインが引いてある—— Leafリーフ(葉)と Crossletクロスレット(十字形)の下にだ。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
と飽くことを知らない彼の探求心は、普通ならば誰しも看過みのがすかと思われるような、傍線アンダーラインの上に神経をとどめた。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかも、それを十分の休憩時間などに、拾い読みしながら、ところどころへ青い鉛筆で下線アンダーラインを引いていた。
青木の出京 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
しかし、『鷹の城ハビヒツブルグ』がトリエステを去った日の朝、貴女が、『ニーベルンゲン譚詩リード』に側線アンダーラインを引いて、Leafリーフ(葉)と Crossletクロスレット(十字形)という二つの文字を示されたでしょう。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
何となれば、甲の理論は乙の理論の不備を補ひ、丙の理論は乙の理論を別な言葉で云ひ、丁の理論は丙の理論に注意線アンダーラインをを引いてゐるに過ぎないからであります。
演劇一般講話 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)