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わらくづ
ふりがな文庫
“わらくづ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
藁屑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藁屑
(逆引き)
疊の合せ目に
藁屑
(
わらくづ
)
がハミ出してゐるのに氣が付くと、庄兵衞はニヤリとしたよ。それから、床下から出た瓶は新らしくて
梅干
(
うめぼし
)
の匂ひがすると言つたらう。
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
南国の、あの黄ろい海へ向つて、この船は航路を持つてはゐないのだ。波止場は、乗船客や、荷運びの人夫で
犇
(
ひしめ
)
き立ち、桟橋は、
藁屑
(
わらくづ
)
や
木裂
(
きぎれ
)
や、林檎の皮が、散乱してゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
どこから持って来たか
藁屑
(
わらくづ
)
や髪の毛などを敷いて臨時に巣がつくられてゐました。
二十六夜
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
わらくづ(藁屑)の例文をもっと
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