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わとじ
ふりがな文庫
“わとじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
和綴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和綴
(逆引き)
夏の朝、早くから行くので、昌綱さん(先生の弟御)が大急ぎで座敷を掃いて、踏みつぎをして、上の方の本箱から、納めてある
和綴
(
わとじ
)
本の大判のを出して貸してくだされた。
旧聞日本橋:25 渡りきらぬ橋
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
和綴
(
わとじ
)
のかなり厚い一冊物で、表紙は茶色の
熨斗目
(
のしめ
)
模様、じゃばらの糸で綴じてあり、綴目の上下に紫色の切れが張ってあって『心の種』と書いてあります。
橘守部
(
たちばなもりべ
)
の著なのです。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
そのほかに、もう一冊、これも煤けた、虫くいだらけの
和綴
(
わとじ
)
の本が箱に入っていた。
秘境の日輪旗
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
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