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ろふぬりざや
ふりがな文庫
“ろふぬりざや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蝋塗鞘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋塗鞘
(逆引き)
細身の
蝋塗鞘
(
ろふぬりざや
)
、
赤銅
(
しやくどう
)
と金で
牡丹
(
ぼたん
)
の
目貫
(
めぬき
)
、
柄
(
つか
)
絲に少し血が
浸
(
にじ
)
んで居りますが、すべて華奢で贅澤で、三所物も好みがなか/\に厭味です。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その上、柱と一緒に首を締めた細引のワナに、傍にあつた玄龍の脇差を
鞘
(
さや
)
ごとねぢ込んで締め上げたのだらう。柱と
蝋塗鞘
(
ろふぬりざや
)
に傷の附いたのはそのためだ
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「紅い
扱帶
(
しごき
)
はその上へ後から卷いただけで、絞め殺したのは丈夫な細引だ、——それからもう一つ、脇差の
蝋塗鞘
(
ろふぬりざや
)
の中程がひどく痛んでゐるのは何ういふわけだ」
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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