“ろくしゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
陸尺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「冗談じゃありませんよ、親分。二年前に死んだ人間が人を殺したんだ。小石川の陸尺ろくしゃく町から一足飛びに飛んで来ましたぜ」
いつのまにか敏捷びんしょうに借り出してきたとみえて、棒はなをそろえながら待っていたのは、お陸尺ろくしゃくつきのお屋敷駕籠かごが二丁——。
危い弥生をみとめて、走りざまに陸尺ろくしゃくのひとりが片手にきこみ、むりやりに駕籠の一つへでも押しこんだものであろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)