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ろかん
ふりがな文庫
“ろかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蘆管
50.0%
奏管
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘆管
(逆引き)
茂太郎はその図々しさに
呆
(
あき
)
れ返って、さてまた、
寥亮
(
りょうりょう
)
として、清にして且つ悲なる
蘆管
(
ろかん
)
を取って、海風に向って思う存分に吹きすさびました。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
竹木をいいかげんに組み合わせて、物干台をつくり、それに着物をあんばいして乾かしている間に、茂太郎はふと、その
袂
(
たもと
)
から
蘆管
(
ろかん
)
を探り出しました。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
茂太郎は、兵部の娘のひがみをよそにして、
蘆管
(
ろかん
)
を火にかざしてあぶり、おもむろに唇頭へあてがって
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ろかん(蘆管)の例文をもっと
(1作品)
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奏管
(逆引き)
父が時たまとりだして、
安座
(
あぐら
)
をかいて、
奏管
(
ろかん
)
(琴爪)で琴につけた譜面の星を、ウロウロ探しあてて弾いていた。大かた九世団十郎時代の、お弟子の一員ででもあったのであろう。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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