“ろうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老耼50.0%
老聃50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔孔子老耼ろうたんを見て帰り三日かたらず、弟子問うて曰く、夫子ふうし老耼を見て何をただせしか、孔子曰く、われ今ここにおいて竜を見たり、竜はうて体を成し散じて章を成す、雲気に乗じて陰陽は養わる
道教思想の萌芽ほうが老聃ろうたん出現の遠い以前に見られる。シナ古代の記録、特に易経えききょうは老子の思想の先駆をなしている。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)