“れんがだて”の漢字の書き方と例文
語句割合
煉瓦建100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人形町通りも半分焼けたので銀座に似た煉瓦建れんがだてになった。その幾軒かはテンコツさんの持家であった。住居も紳士風にした。石のような羊羹ようかんを紙に包んでくれなくなった。
凹んだ道は、かなり曲り曲って、小高い丘の方へつづいていましたが、そこをのぼりきったところに、小さい煉瓦建れんがだての番小屋のようなものがありました。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
紳士は、そのようなビルディングの蔭を七つ八つも通りすぎてから、これはまた何と時代錯誤さくごな感じのする煉瓦建れんがだてのビルディングのドアを押して入って行った。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)