“れいほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冷苞50.0%
霊峯25.0%
霊峰25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「敵の先陣は、蜀の名将、冷苞れいほう鄧賢とうけんの二将と聞く。これを破るものは、成都に入る第一の功名といえよう。誰かすすんでそれを撃破してみせるものはないか」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十六人は、感激のなみだの目で、白雪にかがやく霊峯れいほう富士をあおぎ、船は追風おいての風に送られて、ぶじに駿河湾するがわんにはいった。そして午後四時、赤い夕日にそめられた女良めらの港に静かに入港した。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
ふだんのまもり神をおがみ、だんをきずいて霊峰れいほうの水をささげます。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)