“りょのう”の漢字の書き方と例文
語句割合
旅嚢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅嚢りょのうも包みも持っていないのを見てもわかる。きっとパリーからきたのであろう。ところで、なぜこの森の中にきたのか、なぜこんな時刻にきたのか、何をしにきたのか?
そこの地を踏まれたという鈴木さんの話にはまた、何か新しい話材が聞かれるに違いないとは思っているが、いとまがないので先ず、自分の旅嚢りょのうだけをここでは開けて見ることにする。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして僕の旅嚢りょのうはおもいがけなくも豊かにされたのでした。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)