“りぜめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
理攻66.7%
理責33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、そんな理窟を、ちゝに向つてべる気は、丸でなかつた。ちゝ理攻りぜめにする事は困難中の困難であつた。其困難を冒した所で、代助に取つては何等の利益もなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
けれども、そんな理窟を、父に向って述べる気は、まるでなかった。父を理攻りぜめにする事は困難中の困難であった。その困難を冒したところで、代助に取っては何等の利益もなかった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「もう十時半でせう。昨日裁判長から九時にそろつて下さいと云はれたとき、海城さんは毎日八時半に弁護人は一同打揃つて居りますなどと、真面目に云つてらしつたぢやありませんか」と廷丁ていてい理責りぜめ
畜生道 (新字旧仮名) / 平出修(著)