“よりきまち”の漢字の書き方と例文
語句割合
与力町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
づ主人の出勤したあとの、向屋敷むかうやしき朝岡の門に大筒の第一発を打ち込んで、天満橋筋てんまばしすぢ長柄町ながらまちに出て、南へ源八町げんぱちまちまで進んで、与力町よりきまちを西へ折れた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
予定通にすると、けふは天満組を巡見して、最後に東照宮とうせうぐう附近の与力町よりきまちに出て、ゆふ七つどきには天満橋筋長柄町ながらまちを東にる北側の、迎方むかへかた東組与力朝岡助之丞あさをかすけのじようが屋敷で休息するのであつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)