“よしずがこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葦簾囲50.0%
葭簾囲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店とはいっても葦簾囲よしずがこいの中に縁台が四つ五つぐらい河原の砂利じゃりの上に並べてあるだけで、天井は星の降る夜空である。
涼味数題 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ただ広びろとつづいたなぎさに浪の倒れているばかりだった。葭簾囲よしずがこいの着ものぎ場にも、——そこには茶色の犬が一匹、こまかい羽虫はむしれを追いかけていた。
海のほとり (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)