“よくりゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
抑留100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もとよりその当家が、羽柴家から他国へ説客に参った使いの者を、故なく抑留よくりゅうしておくのは辻褄つじつまも合わぬ。……が、あの両名、姓は何といったかの」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
というよりは抑留よくりゅうされていたという方が正しいかも知れぬ。
D坂の殺人事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
(信孝は今もって三法師君を安土へ移し参らせず、岐阜の自城に抑留よくりゅうしている)
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)