“ゆうきち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勇吉64.3%
祐吉14.3%
悠吉14.3%
裕吉7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若党の勇吉ゆうきちは、玄関の敷台へ駆け込んで眼を廻してしまいました。
ドアを蹴放すようないきおいでとび込んで来た祐吉ゆうきちは、新聞を片手に振廻ふりまわしながら
天狗岩の殺人魔 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「きまりきった挨拶はやめ」と云って島さんはごくっとおじぎをした、「僕は島悠吉ゆうきち、——どうかよろしく」
季節のない街 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
あなたの働く分ぐらいのことは、わたしと裕吉ゆうきちでけっこうやってゆけます、叔父さんに訊かれたら何とかうまく云っておきましょう。
藪落し (新字新仮名) / 山本周五郎(著)