“やまなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山梨85.7%
山無14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山梨やまなしのような赤いをきょろきょろさせながら、じっと立っているのでした。
彼らが五時間眠っている間に、海はいだ。アルプスのように骨ばっていた海面は、山梨やまなし高原のようにうねっていた。マストに、引っかかりっつかった雲は、今は高く上の方へのぼって行った。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
一寸ちょっと致したくすんだ縞の浴衣に、小紋のこっくりと致した山無やまなしの脚絆に紺足袋、麻裏草履に蝙蝠傘をさして鞄を提げて駕籠の側につきまして、これから出まして
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)