“やぶれぶろしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
破風呂敷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真黒まっくろな溝の縁に、野をいた跡の湿ったかと見える破風呂敷やぶれぶろしきを開いて、かたのごとき小灯こともしが、夏になってもこればかりは虫も寄るまい、あかり果敢はかなさ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)