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やにさが
ふりがな文庫
“やにさが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脂下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脂下
(逆引き)
外神田一番の味噌屋だから、越後屋の聟になれば人に後ろ指は差させない——などと良い心持さうに
脂下
(
やにさが
)
つて居たと苦々しく話してくれるのでした。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
七兵衛も
呆
(
あき
)
れ
面
(
がお
)
です。すばしっこいのは今にはじめぬことだが、かくまで澄まし返って、
脂下
(
やにさが
)
っていられると
癪
(
しゃく
)
です。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「為さあも、油屋の帳場に
脂下
(
やにさが
)
っているそうだで、まア当分東京へも出て来まい。」小父は笑いながら話した。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
やにさが(脂下)の例文をもっと
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