“やといおしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
雇和尚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一ツ狭い間をいた、障子のうちには、があかあかとして、二三人居残った講中らしい影がしたが、御本尊の前にはこの雇和尚やといおしょうただ一人。もう腰衣こしごろもばかり袈裟けさもはずして、早やお扉を閉める処。
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)