“やすずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
康純66.7%
泰済33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども武田勢の追げきはげしく、本多忠真ただざね死し松平康純やすずみ死し、鳥居信元とりいのぶもと成瀬正義なるせまさよし米津政信よねづまさのぶらあいついで討ちじにをとげた。
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「松平康純やすずみどの、敵のなかへ駈け入ったまま、斬死なされました」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし次年二月に筆を起してある勤向覚書に徴するに、蘭軒は此年十二月下旬より痼疾の足痛をうれへて、医師谷村玄珉げんみんの治療を受けた。谷村は伊予国大洲の城主加藤遠江守泰済やすずみの家来であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)