“やすぎぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安来節90.0%
安木節10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず、初めは、「近頃流行の安来節やすぎぶし」と手前口上で、一歩ひとあし退しざると、えへんとやったものだ。さて、この海軍参謀、ちょんがらちょっぴりの小男でござい。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
ラジオの放送のおかげで、始めて安来節やすぎぶし八木節やぎぶしなどというものを聞く機会を得た。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
震災頃までは安木節やすぎぶしの踊や泥鰌どじょうすくいが人気を集めていたのであるが、一変して今見るような西洋風のダンスになったのである。
裸体談義 (新字新仮名) / 永井荷風(著)