“もろだお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸仆53.8%
諸倒38.5%
双仆7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遮二無二しゃにむに、馬のしりへよじ登り、うしろから戴宗に組みついて、ふたたび大地へ諸仆もろだおれにころげ落ちた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
顔をかかえて、友達の胸へ、勢いよく頭を持ってゆくと、二人が、諸倒もろだおれに、西瓜屋の縁台へ転がった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
当然、ふたつの体は、双仆もろだおれになって、宙から無数の木の葉と梢とを折りちらして、大地へどさッと墜ちて来た。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)