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ももじり
ふりがな文庫
“ももじり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桃尻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃尻
(逆引き)
縁側にすえた七輪を
桃尻
(
ももじり
)
になってあおいでいるのを、古
褞袍
(
どてら
)
の重ね着で、
踵
(
かかと
)
の皮をむしりながら、平気でながめていられるところまで進歩した。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水夫どもはいっこうに腑甲斐なく、
桃尻
(
ももじり
)
になってうそうそと胴ノ間にしゃがんでいて、大浪が来ると大声をあげて艫ノ間へ逃げこみ、寝框に突ッ伏して念仏をとなえるという
埓
(
らち
)
のなさであった。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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