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ものみやぐら
ふりがな文庫
“ものみやぐら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
物見櫓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物見櫓
(逆引き)
しかし、その木々のうえには、古い
物見櫓
(
ものみやぐら
)
がいまもなお見え、前述のかつての城主と同様、なんとか頭を高くもたげようとし、近隣の地方を見おろしているのである。
幽霊花婿:ある旅人の話
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
人も知る山城国の四明ヶ岳にある
含月荘
(
がんげつそう
)
は、
前
(
さき
)
の黄門松平龍山公の隠居所であって、そこの怖ろしく高い
物見櫓
(
ものみやぐら
)
か塔のような楼上に、夕雲の
纏
(
まつわ
)
る頃、一点の
灯火
(
あかり
)
がポチとつくと
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この人たちは来客を待ちわび、そしてまたそれ以上に
御馳走
(
ごちそう
)
を待ちこがれているのだ。また、尊敬すべき小男の男爵に話をもどさなければならない。彼は
物見櫓
(
ものみやぐら
)
の上で吹きさらしになっている。
幽霊花婿:ある旅人の話
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
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