“ものほしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
物干場80.0%
物乾場20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人の借りている二階の硝子窓ガラスまどの外はこのうち物干場ものほしばになっている。その日もやがて正午ひるちかくであろう。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「お勝手から物干場ものほしばへ行くには、此處を通ることになりますよ」
「屋根を死物にして置くのは損だよ。東京市も屋根を活用すれば面積が倍になる勘定さ。その辺を考えて、僕の家は屋根を屋上庭園や物乾場ものほしばにしてある」
好人物 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)