“もとごえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
基肥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年の自家うちの麦は、大麦も小麦も言語道断の不作だ。仔細は斯様こうである。昨秋の麦蒔むぎまき馬糞ばふん基肥もとごえに使った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
此辺でも、基肥もとごえを置く時は、下肥を堆肥に交ぜてぐちゃ/\したやつをった肥桶をくびからつるし、後ざまにうねを歩みつゝ、一足毎に片手につかみ出してはやり、掴み出してはやりする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)