“めちょうおちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
雌蝶雄蝶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金屏風きんびょうぶ引繞ひきめぐらした、四海しかいなみしずかに青畳の八畳で、お珊自分に、雌蝶雄蝶めちょうおちょう長柄ながえを取って、たちばなけた床の間の正面に、美少年の多一と、さて、名はお美津と云う、逢阪の辻、餅屋の娘を
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)